6月に入り、我が家の家庭菜園もいよいよ収穫の最盛期を迎えました。 今回は、本格的な梅雨がやってくる前にどうしても終わらせておきたかった、我が家のじゃがいも(キタアカリ・メークイン)の収穫についてのお話です。
「じゃがいもなんて、土を掘れば簡単にたくさん獲れるでしょ?」と思っていませんか? 実は、じゃがいも栽培は収穫のタイミングや品種ごとの特性を間違えると、一瞬で「病気で腐る」「土の中で虫に食われる」といった大失敗につながる、奥が深い野菜なのです。
この記事では、今年から家庭菜園を始めた初心者の方に向けて、我が家のリアルな成功・失敗談を交えながら、じゃがいも収穫で失敗しないための重要なコツをお届けします!
息を合わせて掘り起こす!「キタアカリ」の収穫
6月初旬、まずはポテトサラダやジャガバタに最適な人気品種「キタアカリ」の畑から収穫をスタートしました。作業は父と私の二人三脚です。
私がスコップを使い、じゃがいもが埋まっているであろう場所の周辺を20センチほど深く掘り下げ、絶妙なタイミングで父がじゃがいもの株を引き起こす――という見事な連携プレーで掘り進めていきました。
うまく育った株には、根っこに丸々と大きなじゃがいもが実っているのですが、残念ながら今年はあまり栽培がうまくいかなかった様子。全体的に大玉が少なく、収穫量もやや控えめというちょっぴり悔しい結果になりました。
一畝(約15メートル)を掘り起こすのにかかった時間は1時間ほど。収穫量は、10kg用のコンテナに3つ弱という結果でした。
💡 初心者が失敗しないためのリアルな気づき じゃがいもは「梅雨の長雨」が始まる前に掘り起こすのが絶対鉄則です。雨が続いて土がジメジメした状態で放置すると、土の中で一気にカビや菌が繁殖し、収穫間際の芋がすべて腐ってしまうという最悪のトラブルが起きます。「まだ大きくなるかも」という過信は禁物。葉が黄色くなってきたら、梅雨入り前の晴天が続いた日を狙って一気に掘り起こしましょう!

道具を変えてリベンジ!「メークイン」の収穫
そして本日、今度は二畝分の「メークイン」の収穫に臨みました。 実はメークイン、先ほどのキタアカリとは違って「株のすぐ真下ではなく、予想外に離れた場所に芋ができる」というおてんばな特性があります。
そのため、株の根元だけを狙ってスコップを突き刺すと、土の中で大事なメークインをザックリと傷つけてしまう原因になります。
そこで、今回の相棒にはスコップではなく、土を広く優しく起こせる「備中ぐわ(びっちゅうぐわ)」をチョイス。約12メートルの畑でしたが、芋を傷つけないように慎重にクワを振るう作業はなかなかの重労働です。約1時間、全身汗だくになりながらなんとか掘り終えました。
こちらの収穫量は、コンテナ1.5個分で約15kg。 まだ成長途中の小さな芋も混じっていたので、「少し収穫の時期が早かったかな?」という反省も見つかりました。
💡 初心者が失敗しないためのリアルな気づき クワやスコップでうっかり傷つけてしまったじゃがいもは、長期保存ができません。傷口からまたたく間にバイ菌が入り込み、一緒に保管している他の健全なじゃがいもまで連鎖的に腐らせてしまうからです。もし傷つけてしまった芋があれば、貯蔵用には回さず、その日のうちに食べてしまうのがトラブルを防ぐコツです。

苦労の先にある、最高の贅沢
収穫した大切なじゃがいもたちは、長持ちさせるためにすぐには仕舞いません。
📌 長持ちさせるための貯蔵のコツ 掘り出したじゃがいもは、水分を含んでいます。これをそのまま密閉してしまうと腐る原因になるため、「小屋の日の当たらない、風通しの良い場所」で1〜2日しっかり乾燥させてから貯蔵するのが、秋まで美味しく食べるための秘訣です。このとき、絶対に直射日光に当ててはいけません。日光に当たると芋が緑色に変色し、ソラニンという毒素(食中毒の原因)が発生して食べられなくなってしまいます。
そして、頑張って働いた後の本日のお楽しみ。我が家では早速、採れたてのキタアカリを使って「特製ポテトサラダ」をいただきました!自分で掘り起こしたばかりのキタアカリは、ホクホクとしていて格別の美味しさです。
すみません!写真撮り損ねました!
まとめ:大地の恵みに感謝
農業は、毎年うまくいくこともあれば、思うようにいかないこともあります。天候や土の機嫌に振り回されることも多いですが、こうして大地の恵みをダイレクトに、一番美味しい状態でいただけるのは、この地域に暮らしているからこその「最高の贅沢」なんだなと、改めて深く感謝した一日でした。
これからじゃがいも収穫を迎える方、あるいは来年チャレンジしてみたい方は、ぜひ「梅雨入り前の晴天の日に掘る」「傷ついた芋はすぐ食べる」「日陰で乾燥させてから保存」の3つを意識してみてくださいね。
みなさんの地域の家庭菜園は、いま何が食べ頃ですか? それでは、また次回の更新でお会いしましょう


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