はじめに

長年愛用しているTUMIのかばん。出張や旅行、普段の通勤にも使い込んできた相棒です。革が馴染んできた頃合いも気に入っていて、まだまだ長く使うつもりでいました。ところがある日、メインコンパートメントのファスナー引き手が壊れてしまいました。引き手の細い部分が破損してしまいました。そのため、ファスナーの開け閉めが出来なくなり、なんとも不便になってしまいました。
経年劣化であったのか、なんと立て続けに鞄の5箇所も壊れてしまったのです。
さすがTUMIです。鞄には穴も開かず、ファスナーも強くとても頑丈です。引き手の金属部分が鞄の頑丈さに負けてしまった状態で壊れたのでした。
なぜ社外品を選んだのか
修理を検討したとき、真っ先に頭をよぎったのは「純正修理はどれくらい時間と費用がかかるんだろう」という不安でした。調べてみると、純正のファスターへの交換には時間もかかりそうで、価格も社外品に比べると高め。
具体的には下記の表でまとめてました。
| 純正 | 社外品 | |
|---|---|---|
| 費用 | 7,500円(本体5個分) | 465円(黒銀10個セット) |
| 納期 | 在庫があれば即日、なければ2〜3ヶ月 | 注文後、最短3日で到着 |
↓取り寄せた社外品です。

ということで
価格も安く、比較的すぐに直せそうだったことから、純正ではないファスナーへの交換を選びました。「早く安く直したい」という気持ちが先に立ってしまったのが正直なところです。
TUMIのファスナーの引き手の交換は独特です。
こわれたファスナーです。引き手は取り除いています。

細い工具で留め具を取り外します。

写真のように、留め具を取り外しました。


取り外した部品はこのようなものです。

そして新たにファスナーの引き手を取り付けて完了です。

使ってみて感じた違和感

左が純正 右が社外品
交換後、使い始めてすぐに違和感がありました。純正の引き手にはあった滑り止めの模様が
社外品にはなく、指が滑りやすいこと。そして純正に比べて引き手そのものが小さく、
動かしにくいことにも気づきました。
それと、案外引き手が細く弱そうな感じでした。今回購入したものは取り付け部が可動式なためどうしても弱いようです。
そして、また壊れてしまった
交換をするものTUMI独特でしたが、なんとか取手を取り寄せて交換できました。
ただ、案の定というべきか、社外品のファスナーは純正に比べて長持ちせず、交換からわずか3ヶ月ほどで再び壊れてしまいました。今度も取手の金属が曲がってしまい、ファスナーの開け閉めが出来なくなりました。「安さ」と「早さ」を優先した結果が、結局また同じ手間とコストにつながってしまったわけです。
そう、TUMIは鞄が頑丈、ファスナーも頑丈、引き手も頑丈でないとバランスが悪くなるのです。
今回学んだこと
モノを長く使うということは、ただ修理すればいいわけではなく、修理の「質」も含めて選ぶことが大切なのだと、身をもって学びました。安いから、早いからという理由だけで選ぶと、かえって遠回りになることもあるのだと痛感しています。
また、鞄自体が頑丈だから、部品もすべて頑丈でないと、TUMIとしては成立しないのでなあと自分なりの考察もありました。
費用面でも振り返ってみると、社外品での修理は約500円ほどでしたが、正規のファスナー交換は7,500円ほどかかる見積もりでした。一見「15倍も違うなら社外品の方がお得」に思えます。
3ヶ月で壊れてしまった今回の結果から、
費用で15倍かかる純正品かそれとも社外品か大変悩みます。
最初から純正で直していれば、
壊れるかも知れないと思い毎回ビクビクしならが鞄のファスナーを開ける日常
壊れる度にTUMI独特のファスナー引き手交換をする手間
などトータルではむしろ安く済んでいたかもしれません。
まとめ:次は純正に出し直したい
今回の経験を踏まえて、次は純正のファスナーに出し直したいと考えています。
【ダナーライト修理レポート】20年放置した相棒が34,540円で復活!見積もり内訳と職人の一言に背中を押された話でも感じましたが、本当に長く使いたいものだからこそ、多少時間や費用がかかっても、信頼できる修理を選ぶことの大切さを、改めて実感しました。
「安さ」だけで判断せず、長く付き合っていくモノだからこそ、修理先や部品の質にもきちんと目を向ける。これからは、そんな視点を大事にしていきたいと思います。

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