「褒められたことのない僕」が、「部下を褒める」という話

ポルコの日常!

こんにちは、ポルコです。

今日は、ちょっと不器用な管理職としての日々について。
テーマは、「褒められたことのない世代が、“褒める”ことを求められる」っていう、ちょっと理不尽な話から、少々の悟りを開いた話です。

■僕たちの“褒められなかった時代”

僕が社会人になった頃、仕事で褒められることなんて、ほとんどありませんでした。

上司は厳しく、叱られるのが当たり前。

・「期待をしているから叱るんや」

・「叱ってもらえるうちが華」

・「なんで時間通りにくるんや、遅い!」

このような環境で育ち、
「なんでこな理不尽なんやろ・・腹立つわー、もう辞めたる!」とストレスが溜まる日々。

褒められない理由としては、成果が見えにくい業務だったという背景もありますが、
単純に自分の実力不足だった可能性もあります(笑)。

そんな感じで、「褒め方」も「褒めるタイミング」もわからないまま年を重ね、
僕が持った部下たちに対しても、基本は叱るスタイルでやってきました。

助けてもらったときに「ありがとう」と言うくらいが精一杯でした。

■時代は変わった? 褒めるハードルを下げるのか?

最近では、「部下のやる気を引き出すには、褒めるのが大切」ってよく聞きます。

その通りだと思います。
でも正直、進捗が微妙だったり、出来がいまいちだったりすると、素直に褒められないんですよね。

じゃあ、褒めるハードルを下げたらいいのか?
でも、それでいいのか…?とモヤモヤしていました。

■それでも、伝えてみた

ある日、部下の作業進捗が以前より早く、仕上がりも良かった。

少し嬉しかったので、思い切って声をかけてみました。

「今日の仕上がり、前より良くなってるね。動きもスムーズでいい感じやったよ」

すると、普段はあまり感情を出さない部下が、
「えっ、ありがとうございます!」と、少し照れながらも嬉しそうに笑ってくれたんです。

あ、これは伝えてよかったやつや。

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■自分自身も“褒めてみる”というパラダイムシフト

褒めることで部下の反応が変わる。
それだけじゃなく、自分の気持ちも少し軽くなるんです。

「観点を変えるだけで、褒められるポイントって結構あるもんなんやな」と気づきました。

「褒めることができた」自分自身も、たまには褒めてあげたい。

部下ちゃんと部下を見て、言葉にできた。すごいやん管理職の僕!」

■おわりに

僕たちの世代は、「1回うまくいったくらいで調子にのるな」と言われて育ちました。

褒めてもらえなかった世代です。

でも、時代が変わった今、自分のスタイルも見直すべきだと思うんです。

部下を褒める、感謝する。

……なんか、ちょっと幸せな感じすね。

家族にもなあ感謝せんとなあ

と悟った今日この頃です。



 

 

 

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